運転免許を取るならどっち? 合宿VS 通学を徹底比較! メリット&デメリットは?

運転免許を取るならどっち? 合宿VS 通学を徹底比較!

「合宿免許と通学免許、一体どっちがいいんだろう…?」
運転免許を取得するにあたって、合宿と通学のどちらがいいのかと気になるところですよね。
性格やライフスタイル、予算や時間、ほかにも学校やサークル・部活動との兼ね合いなどそれぞれ何を優先させるのかによって、どちらが適しているのかが変わってきます。
自分の事情に適さない方を選んだ場合には、費用がかさんでしまったり、教習期間が長期に及ぶことになってしまったりと、思わぬ事態に見舞われることもあります。
そんなことにならないように、合宿免許と通学免許のそれぞれの特徴をよく理解しておかなければなりません。
この記事では、合宿免許と通学免許を徹底比較し、それぞれのメリット&デメリットについても解説していきます。
ぜひ参考にして、自分に適した方法を選んでくださいね。


目次

  1. 徹底比較|合宿免許VS 通学免許
  2. 合宿免許のメリット&デメリット
  3. 通学免許のメリット&デメリット
  4. まとめ

1. 徹底比較|合宿免許VS 通学免許

徹底比較 合宿免許VS 通学免許

合宿免許と通学免許を比較する際に、よく検討される代表的な4つの切り口から両者の特徴を見ていきます。
みなさんがそれぞれ優先させたい項目を参照して、自分に適しているかどうかよく検討してみましょう。

ポイント1. 教習期間

合宿免許 → 普通車の場合:2週間程度 ☆特徴:毎日教習を受けられるので短期間

とにかく短期間で運転免許が取得できるところが合宿免許の最大の魅力。
合宿免許では、あらかじめ約2週間で卒業できるように教習スケジュールが組まれています。
そのため、通学教習のように、次回の教習予約が取れなくて困るなんてことがありません。
技能検定や学科試験に落ちることがなければ、入校から卒業までの教習カリキュラムをスムーズに進んでいくことができ、最短期間での卒業も可能です。
タイパを重視したい方にオススメです。

通学免許 → 普通車の場合:2ヶ月~6 ヶ月程度 ☆特徴:次の予約が取れずに長期間になりがち

自分のスケジュールを優先して、自分のペースで教習カリキュラムを進められるのが通学免許の大きな魅力。
通学免許では、一般的には2ヶ月~6 ヶ月程度で卒業することができます。
教習を最優先させて、すべてのカリキュラムをスムーズに進められたとしても、卒業までに最短でも2ヶ月程度はかかります。
ただし、通学教習の場合、春休み・夏休み・冬休みの長期休暇やゴールデンウィークは大変混雑して、教習予約がなかなか取れないという問題がしばしば発生します。
教習を1回受けるのに、その都度キャンセル待ちをしながら、日にちだけが過ぎていくことも珍しくありません。
また、人口が多い都市部や人気のある教習所では、長期休暇やゴールデンウィークに限らず、一年を通して常に混んでいるため、日常的に予約が取りにくくなっている場合もあります。
タイパを重視したい方には、かなりもどかしく、ちょっと注意が必要です。

ポイント2. 料金

合宿免許 → 普通車の場合:AT 限定20~34 万円程度 / MT22~35 万円程度

合宿免許の料金は、教習所や宿泊施設、あるいはプラン、そして時期によっても大きく変動するのが特徴的。
春休みや夏休みといった長期休暇は、かなり混雑して繁忙期となるため、料金も一年を通じて最も高く設定されます。
一方で、それ以外の時期には、一転して落ち着いた状態になるため、閑散期とされていて、料金設定も低くなります。
合宿免許の閑散期は、3 月下旬~7 月中旬と、9 月下旬~1 月中旬。
この時期の教習所は、閑散期対策として、格安プランの特別販売やオフシーズンキャンペーンといったセールを実施します。
セールでは、繁忙期のピーク料金から10 万円近くも安くして販売されることも珍しくありません。
合宿免許では、閑散期を狙ったり、繁忙期でも、割引メニューを活用したりして節約が可能。
コスパを求めるなら、合宿免許はかなり優秀です。

通学免許 → 普通車の場合:AT 限定26~36 万円程度 / MT28~37 万円程度

通学免許の料金は、教習所や地域性、あるいは教習プランによって、ある程度の料金差は生じますが、年間を通じて合宿免許ほどの差はありません。
ただし、混雑期などコンスタントに教習を受けられない場合によくあるのが、運転技術がなかなか上達しないという問題。
予約が取れなくて、集中的に運転ができずに迎えた技能検定で、不合格になったときには、補習の受講料や再試験の受験料などが追加で必要になります。
技能検定に落ちた場合、再受験するには必ず補習を受けなければならないので、不合格が続けば、その都度、追加費用を支払わなければならないのです。
通学免許を選ぶ場合には、表面的には見えないところなので、くれぐれも注意したいポイントです。

ポイント3. 教習の受けやすさ/通いやすさ

合宿免許 → 毎日集中して教習を受けられる / 現地までの交通費の支給あり

合宿免許は、その名の通り、教習所近くの宿泊施設に合宿して教習を受けるスタイルです。
宿泊施設も寮のようなタイプからアパート・マンション、ビジネスホテルタイプまであり、ルームタイプも2人~複数名の相部屋や完全な個室タイプまで幅広く取り揃えられています。
教習所の敷地内にある寮タイプやアパート・マンションタイプなどは徒歩圏内、少し離れたビジネスホテルタイプには無料送迎バスが用意されるなど、まさに教習に集中できる環境。
また、合宿免許を実施している教習所の多くは地方都市にありますが、自宅から現地までの往復交通費を支給してくれるところがほとんどです(上限など条件はあります)。
教習所に通う交通費は、毎回積み重なってくると、案外軽視できないものになるので、交通費を抑えることができるのは大きなメリットといえます。

通学免許 → 混雑時の予約が困難 / 送迎バスを利用可能も、交通費の支給なし

通学免許は、何と言っても自宅から自分のペースで通学できる大きな利点があります。
自宅から教習所に通う際は、その都度、公共交通機関や教習所の送迎バスを利用することになります。
ただし、ほとんどの教習所では、公共交通機関を利用する場合の交通費の支給はありません。
混雑時期には、教習予約を毎回1時限だけしか取れないことが多いので、自ずと教習所に通う回数が増えていきます。
そうなると、卒業までにかかる通学交通費も、積もり積もって重くのしかかってくることになります。
そのため、通学免許を選ぶ場合には、「通いやすさ」が重要なポイントになります。
なるべく教習所の送迎バスを上手に利用したいところですが、送迎バスが停留する地点や時刻、頻度や夜間帰宅するときの安全などもよく考慮して教習所選びをする必要があります。
通学免許の場合は、日々の交通費のことも含めて、「通いやすさ」に注意して教習所を選ぶようにしましょう。

ポイント4. プライベートとの両立

合宿免許 → 学校(サークル・部活動)やアルバイトのスケジュール調整が必要△

約2 週間にわたって自宅から離れて合宿生活をする必要があるため、あらかじめ学校関係やアルバイトのスケジュールを
調整しなければなりません。
人によっては、このポイントが合宿免許のむずかしいところになるでしょう。
ただし、このスケジュール調整さえ上手くやれば、たったの2週間程度で運転免許が手に入る!ということで、思い切って
合宿免許に参加する方が多いのも事実です。

通学免許 → 学校(サークル・部活動)やアルバイトを優先できる◎

プライベートや学校関係のスケジュールを最優先したい場合に、通学免許を選ぶ傾向にあります。
自分のスケジュールに合わせて、自宅から教習所へ通うスタイルのため、プライベートとの両立は自分次第で調整可能。
ただし、どちらかというと、プライベートを優先するあまりに教習進度が遅れがちになり、入校当初の予定よりもずっと長い教習期間になる方が多く見受けられます。
また、プライベートのスケジュールを優先するとはいえ、教習所の混雑期には教習予約が取れにくくなるので、結局のところ、教習所の都合に合わせることになりがちなのも事実です。
「○月までに取得しなければいけない」など、期限設定がある方は、くれぐれも注意しなければいけません。


2. 合宿免許のメリット&デメリット

合宿免許のメリット&デメリット

合宿免許の特徴は、教習所が用意した宿泊施設に滞在して、集中的に教習を受け、短期間で運転免許を取得できるところです。
合宿免許では、短期間で卒業できるようにスケジュールが組まれています。
そのため、通学免許のように次回の教習予約が取れないなどということはなく、毎日運転することができ、すべてスムーズに進行していきます。
普通車免許であれば、最短で約2 週間で卒業することが可能。
短期間で集中的に毎日運転できるのは、運転技能を習得するのに最適な環境といえます。
費用についても、一般的に通学免許より安いため、学生のみなさんにはウレシイ免許取得方法です。

合宿免許のメリット

  • 短期間で運転免許が取得できる。
  • 教習予約の必要がないため、カリキュラムをスムーズに進めていける。
  • 費用が通学免許より安い。
  • 延長教習になっても、追加料金が発生しないプランなど保証制度がある。
  • 友達と一緒に楽しく教習を受けられる。

合宿免許のデメリット

  • 約2 週間のまとまった休みが必要。
  • 自宅を離れて合宿生活をしなければならない。
  • 教習とプライベートの両立が一時的にむずかしくなる。


3. 通学免許のメリット&デメリット

通学免許のメリット&デメリット

通学免許の特徴は、その名の通り、自宅から通学でき、何よりプライベートのスケジュールを変えることなく、自分のペースで運転免許を取得できるところです。
合宿免許のように自宅を離れて宿泊滞在する必要がないため、忙しい学生や社会人の方に適しています。
混雑期には教習予約が取りにくく、その結果、卒業までに2ヶ月~6 ヶ月程度かかってしまうこと、そして、費用が合宿免許より高くなることなどに問題がなければ、通学免許を前向きに検討するとよいでしょう。

通学免許のメリット

  • 自宅から通うことができる。
  • 自分の生活を優先してマイペースに教習を進められる。
  • 忙しい学生や社会人でも通うことができる。

通学免許のデメリット

  • 入校してから卒業までの期間が長い(2 ヶ月~6 ヶ月程度)。
  • 混雑期には、教習予約が取れないため、教習所都合で教習進度が停滞してしまう。
  • 合宿免許のように毎日運転できないので、運転感覚や技能の上達スピードが遅い。
  • 費用が合宿免許より高い。


4.まとめ

運転免許を取るならどっち?合宿VS通学を徹底比較!

今回は、合宿免許と通学免許を徹底比較し、それぞれのメリット&デメリットについて解説してきました。
どちらの取得方法でも、しっかりマジメに教習を受ければ、運転免許を手に入れることができます。
ただし、個々の生活環境や性格、予算やスケジュール感に適した方法を上手に選ばなければ、予定していた期間よりも長くかかってしまったり、費用がオーバーしてしまったり、最悪の場合には、教習を途中であきらめることにもなりかねません。
この記事を参考にして、ぜひ自分に合った取得方法を検討してみてください。

合宿免許と通学免許、どちらにもメリットとデメリットがありますが、時間に融通が利く学生のみなさんには、社会人になってからでは参加しにくい合宿免許をオススメしたいところです。
なぜなら、合宿免許は、友達と一緒に参加すれば、はじめての運転教習でも、緊張するどころか楽しく受けることができて、自由時間には、観光やグルメを堪能できるという旅行気分の非日常を2週間も味わえるからです。
これは学生時代にしかできないことで、ぜひ合宿免許を学生時代のよい思い出にしていただければと思うからです。
もちろん、一人参加の方も、合宿免許では何ら心配ありません。
その理由は、じつは合宿免許の参加者のうちに50%以上が一人参加なのです。
閑散期だけに絞ると、なんと約90%が一人参加!
現地では、同じ一人参加のみんながたくさんいるので、すぐに打ち解けて仲良くなれます。
合宿免許をキッカケに学校や地元以外の友達が増えて、きっと世界が広がるはずです。
学生のみなさんには、「学生の身分」をフルに活かして、ぜひこの機会に合宿免許を利用してくださいね。

合宿免許の計画や準備を進める中で、わからないことやお困りごとがあった際には、
わたしたち『合宿免許ドリーム』までお気軽にご相談ください。
『合宿免許ドリーム』は、合宿免許の老舗サイトとして、
全国各地の教習所と厚い信頼関係を築いており、
豊富な経験とリアルな情報をもとに、あなたの合宿免許を最後までサポートいたします。

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