役立つ情報
合宿免許で大型免許を取得!費用やスケジュール、流れを解説!
最近、ニュースなどで大型のトラックやバスの運転手を積極採用しているのを見かけますよね?
人材市場では、大型トラックや観光バス・路線バスの運転手が人材不足で、各社が好待遇で募集しています。
ところが、大型のトラックやバスを運転するには、「大型免許(大型自動車免許)」が必要。
なので、この大型免許を持っていれば、仕事を選ぶ際、選択肢の幅が広がるので、就職・転職時の心強い武器になります。
そこで今回は、人気の大型自動車免許について、合宿免許で取得するための費用や日数、流れなどについて解説します。
目次
- 1.大型自動車免許とは?
- 2.大型自動車免許の取得条件
- 3.大型自動車免許|取得にかかる日数と流れは?
- 4. 大型自動車免許|取得費用の相場と安くする方法
- 5. まとめ|大型免許なら短期間で格安に取得できる合宿免許がオススメ!
1.大型自動車免許とは?
大型自動車免許を必要とされる方のほとんどが、お仕事で活かそうとお考えではないでしょうか。
大型免許は、深刻な人手不足が続くバス会社や運送業界をはじめ、建設業界や農業など、幅広い業界で活かせる人気資格です。
それでは、大型自動車免許について詳しく見ていきましょう。
◎大型免許で運転できる大型自動車とは?
大型自動車とは、車両総重量 11 トン以上、最大積載量 6.5 トン以上乗車、または定員 30 人以上の大型車両。
また、大型自動車には、大型貨物自動車と大型乗用自動車の2種類があります。
具体例は、トラックやバス、ダンプカーやタンクローリー、ミキサー車などです。
◎大型免許は2種類ある
大型自動車免許は2種類あり、自家用の「第一種運転免許」と、業務用の「第二種運転免許」があります。
▽一種と二種の違いは?
一種と二種の違いは、「業務用として人間を乗せて運転できる」というポイントの有無です。
家族や友達などを乗せて運転するときに、お金は貰いませんよね?
つまり、自家用で運転する場合は一種免許で OK。
運転できる車両は白ナンバーのものに限られます。
一方、運賃をもらって人を乗せて運転する場合は、業務として旅客を輸送するので二種免許が必要。
業務用の緑ナンバーの車両を運転することができます。
・大型自動車第一種免許とは
車両総重量 11 トン以上、最大積載量 6.5 トン以上、または乗車定員 30 人以上の大型車両を運転できる
免許。
大型トラックやダンプカーを運転するのに必要です。
中型免許や準中型免許、普通免許や原付免許が必要な車両でも運転することができます。
クレーン車やブルドーザー、除雪車やトラクターなどは運転不可で、別途「大型特殊免許」が必要。
また、大型タンクローリーやトレーラーなども運転不可で、こちらは大型免許に加えて、別途「けん引免許」が必要です。(ただし、けん引される側の車両が 750 ㎏までならけん引免許は不要。)
・大型自動車第二種免許とは
第一種大型免許で規定されている大型自動車を、有償で旅客輸送するプロドライバーのための運転免許。
簡単に言うと、お仕事として、賃金をもらってお客さんを乗せて運転する場合に必要な免許です。
具体例としては、大型の観光バスや路線バスの運転をするのに必要とされます。
2.大型自動車免許の取得条件
それでは、ここでは大型自動車第一種免許の取得条件について説明していきます。
年齢
満 21 歳以上(修了検定の日までに 21 歳以上になっていること)
免許経歴(経験要件)
普通・準中型・中型・大型特殊のいずれかの運転免許期間が、通算で 3 年以上経過していること(ただし、免停期間を除く)。
また、AT 限定免許の場合は条件を満たしません。
視力
両眼 0.8 以上かつ、片眼 0.5 以上(矯正視力を含む)。 ※参考:普通免許より条件が厳しい
深視力
2.5mの距離で 3 回検査し、平均誤差が 2cm 以内。
色彩識別能力
赤・青・黄の識別が出来ること。
聴力
10m はなれた距離で、90db の警音器の音が聞こえること。(補聴器を使用しても OK!)
運動能力
自動車などの運転に支障を及ぼす恐れのある身体障がいがないこと。
ちなみに、ほかの運転免許と同様で、学科試験はすべて日本語。
そのため、基本的な日本語能力が必要です。
また、運転に支障がある障がいや持病をお持ちの方、あるいは視力や聴力に不安のある方は、事前に教習所にご相談ください。
3.大型自動車免許|取得にかかる日数と流れは?
◎大型自動車免許取得までの流れ
大型自動車免許の取得条件を満たせば、あとは普通免許の取得時と同じ流れです。
第一段階
普通免許と同じで、第一段階は、教習所構内で技能教習と学科教習を受けます。
車両の基本的な操作や運転方法を身に付けます。
具体的には、車両への乗り降りや運転姿勢に始まり、発進と停止、カーブの曲がり方や交差点、坂道や踏切の通行方法や進路変更など。
すでに運転免許を持っているので、簡単に思われるかもしれませんが、大型車両はサイズが大きく勝手がちがいます。
ぜひフレッシュな気持ちで、初心にもどり、新たに運転感覚を身に付けてください。
第一段階を終えて、修了検定に合格すれば、第二段階の技能教習と学科教習へと進みます。
第二段階
第二段階は、実践的な運転を身に付けるために、公道に出て路上教習を受けます。
実際の交通状況に合わせて判断する運転技術を身に付けます。
具体的には、公道の交差点で信号や標識、表示を確認し、交通の流れの中で判断していく方法など。
大型車両に乗ると、これまで運転していた車両とは視界が違って見え、戸惑うかもしれません。
さらに実際の公道では、自分以外の車両や人の動きにも注意しなければならないので、
教習中にしっかりと慣れて運転技能を高めていきましょう。
第二段階の教習を終えると、最後の卒業検定に臨みます。
そして、卒業検定に合格すれば、合宿免許を無事に卒業となります。
そのあとは、現住所を所轄する運転免許センターで適性試験を受験して合格するだけ。
(その際は、学科試験が免除されます。)
◎保有免許別の必要な日数は?
大型自動車免許の取得する際は、保有している免許種別によって、必要なカリキュラムと日数が異なっています。
・普通免許(MT)の場合
技能教習 30 時限 / 学科教習 1 時限
⇒合宿免許なら最短 13 日間程度~ ※通学教習の場合:3 ヶ月以上。
※注意:保有免許が AT 限定の普通免許の場合は、事前に限定解除をするか、
あるいは、AT 限定の方専用プランを探す必要があります。
・中型免許(MT)の場合
技能教習 14 時限 / 学科教習は免除
⇒合宿免許なら最短 7 日間程度~ ※通学教習の場合:2 ヶ月以上。
・中型 8 トン限定免許(MT)の場合
技能教習 20 時限 / 学科教習は免除
⇒合宿免許なら最短 9 日間程度~ ※通学教習の場合:2 ヶ月以上。
・準中型免許(MT)の場合
技能教習 23 時限 / 学科教習は免除
⇒合宿免許なら最短 11 日間程度~ ※通学教習の場合:2ヶ月以上。
・準中型 5 トン限定免許(MT)の場合
技能教習 26 時限 / 学科教習は 1 時限
⇒合宿免許なら最短 12 日間程度~ ※通学教習の場合:2ヶ月以上~。
◎大型自動車免許を最短期間で取得するには
大型免許を最短で取得する方法としては、「飛び込み試験」という選択肢がないわけではありません。
「飛び込み試験」をご存じない方に簡単に説明しますと、
「飛び込み試験」とは、「一発試験」とも呼ばれ、事前に教習所で技能教習を受けずに、いきなり運転免許センターで仮免許試験と本試験を受けるというものです。
たしかに、「飛び込み試験」に合格すれば、文字通り、飛び込みで一発合格することができます。
飛び込み試験の費用が合計 3 万 8000 円程度なので、一発で合格すれば、合宿免許や通学教習所で教習を受けるための費用と時間を節約することが可能です。
しかし、実際には、平成 19 年(2007 年)の道路交通法の改正によって、試験項目が新たに追加され、試験そのものの難易度が上がったことで、現在では飛び込み試験を受ける人が減っています。
そんな厳しい状況で、実際に「飛び込み」で合格している人は、一度は大型免許を保有していて、何らかの理由でその免許を取り消されたので、再取得するというケースがほとんどなのです。いわゆる経験者です。
このような実情からも、はじめて大型免許を取得しようとする場合は、いきなり飛び込み試験に挑戦するよりも、合宿免許免許や通学教習所での技能教習をしっかり受けてから、本試験に臨む方が得策といえるでしょう。
取得までの時間を少しでも短縮したい方には、合宿免許の利用がオススメです。
大型免許の詳しい情報はコチラ!
⇒ 『大型免許を取得するなら 合宿免許 DREAM 』詳しい関連情報はコチラ!
4.大型自動車免許|取得費用の相場と安くする方法
卒業までに必要な日数もそうですが、やはり、費用相場の気になるところですよね。
費用についても、保有している免許種別によって異なります。
◎大型免許の取得する際の費用相場
・普通免許(MT)の場合
35 万円程度 ※通学教習の場合:40 万円程度
・準中型 5 トン限定免許(MT)の場合
30 万円程度 ※通学教習の場合:35 万円程度
・中型 8 トン限定免許(MT)の場合
25 万円程度 ※通学教習の場合:30 万円程度
◎大型免許の取得費用を抑える方法とは
方法➀|閑散期に入校する
合宿免許の場合は、閑散期を狙って入校するのが効果的です。
合宿免許といえば、学生グループがにぎやかに参加しているという印象をお持ちかと思います。
でも、それは学生の長期休暇だけのお話。
たしかに、夏休みと春休みの繁忙期は、学生のみなさんで混み合っていますが、それ以外は閑散期で、静かで落ち着いたものなのです。
そして、閑散期の何よりのメリットは、費用が繁忙期より最大で 10 万円程度も下がるのです。
これは費用を抑えたい方にとっては、見逃せないポイントですよね。
合宿免許の閑散期
春夏の閑散期: 3 月下旬 ~ 7月中旬
秋冬の閑散期: 9 月下旬 ~ 1月中旬
合宿免許の繁忙期
夏の繁忙期: 7 月下旬 ~ 9 月中旬
春の繁忙期: 1 月下旬 ~ 3 月中旬
方法②|教育給付金制度を利用する
転職や再就職にあたって、大型自動車免許を取得する方にオススメしたいのが「教育給付金制度」。
現役世代の労働者や離職者が、厚生労働省指定の教育訓練講座を受けて修了した場合に、
支払った受講費用のうち、最大 10 万円までを国が負担してくれるというものです。
通学教習よりも安い合宿免許を利用して、さらにこの教育給付金制度を上手に活用すれば、費用を大幅に節約することができます。
給付対象者には条件がありますので、くわしくは「教育給付金制度の解説」をご確認ください。
4.まとめ|大型免許なら短期間で格安に取得できる合宿免許がオススメ!
今回は、いま人気の大型自動車免許について、合宿免許で取得するための費用や日数、流れなどについて解説してきました。
近年、大型のバスやトラック運転手のなり手不足から、人材市場で注目を集めている大型免許。
大型免許を持っていれば、仕事の選択の幅が大きく広がります。
大型免許を取得するには、保有している免許種別によって、教習カリキュラムや日数、料金まですべて異なります。
通学教習よりも合宿免許で集中的に教習した方が、タイパとコスパの両面で非常に効率的。
さらには、現役世代の転職者であれば、厚生労働省が指定する「教育給付金制度」を利用することで、支払った教習費用に対して最大 10 万円までを国に負担してもらえるので、受給条件を満たしている方なら、さらにコスパが上がります。
「合宿免許+教育給付金制度」で効率よく大型免許を取得しましょう。
大型自動車免許の取得は、短期間で格安の合宿免許がオススメです!
混雑具合や予算感、予約のタイミングなど、当サイトの「お役立ち情報」で詳しく解説しているので、ぜひ併せて読んでみてください。
合宿免許の計画や準備を進める中で、わからないことや困りごとがあった際には、
わたしたち『合宿免許ドリーム』までお気軽にご相談ください。
『合宿免許ドリーム』は、合宿免許の老舗サイトとして、全国各地の教習所と厚い信頼関係を築いています。
豊富な経験とリアルな情報をもとに、あなたの合宿免許を最後までサポートいたします。
大型免許の詳しい情報はコチラ!
⇒ 『大型免許を取得するなら 合宿免許 DREAM 』
株式会社ドリーム(ドリーム運転免許センター)
〒543-0001 大阪市天王寺区上本町5-2-11 上六新興産ビル7階